透析室

ベッド数34床 (うち個室2床)
透析
午前・午後・夜間の三部制
8:00~21:30
××××
午前のみ
8:00~13:00
××××

私たちの透析への思い

 

患者さんと医療スタッフが一緒になって信頼し合え、安心できる医療を実現したいと考えています。そのために、患者さんお一人お一人に合わせた教育も行っていきます。

より良い透析をめざして

当院では透析室の快適性を重視しています。たとえば、透析室には床暖房を取り入れ、冬に大変冷え込む伊賀地域の気象状況に対処しています。また、窓ガラスにペアガラスを採用し、窓側と内側の室内環境の変化を出来るだけ抑えています。この事で、窓を広く取ることができ、明るく開放的な透析室が実現できました。

透析室にはベッドではなくカラフルなチェアーを採用しました。少し遊び心をもたせています。チェアーの間隔も出来るだけ広く取る様にしています。透析は医療行為ではありますが、患者さんにとっては日常生活の一部でもあります。出来るだけ明るく広く楽しげな雰囲気を実現しようと考えています。

透析液清浄化への取り組み

透析液のきれいさは質の高い透析に大切なことです。患者さんの安心できる透析医療のために万全の管理のもと「安全できれい」な透析液を提供していきます。

オンラインHDF

HDFとは、人の腎臓の働きにより近づいた血液浄化法で、通常の血液透析(HD)に濾過(F)を加えています。オンラインHDFでは、大量の透析液を用いて血液透析と濾過を行います。極度に清浄化された透析液と生体適合性のよい高性能のダイアライザーを用いますので、炎症反応が起こりにくく、手根官症候群などのアミロイド沈着による透析合併症を予防します。全員に適用されるわけではありませんが、必要と思われる患者さんに積極的に行います。

夜間透析

透析を受けなければならないため、仕事を辞めざるを得ない方がおられます。そのような方のため、夜間透析を行っています。高額の医療費がかかる透析医療です。私たちは患者さんの社会復帰や社会貢献を全面的に支援していきたいと考えています。

送迎サービス

年々透析患者さんが高齢化し、ご自身では通院が困難な方がおられます。高齢者ドライバーの自動車事故も近年社会問題となっています。体が少し不自由だけど、日常生活はなんとか自立しているため、介護度が低く通院に大きな経済的負担を伴う方や、高齢で自動車の運転は控えたほうが良いとかいう方は、週3回の定期的な通院が困難です。そのような方のため送迎サービスを行っています。ご要望にお応えできない場合もありますが、まずはお気軽にご相談ください。

食事

透析の患者さんに合わせたお弁当の外注注文も出来ます。お一人暮らしで、どうしても食生活が偏ってしまうというような方はご利用ください。